ナ・LIVE2010 公演情報&団体紹介など

ナ・LIVE2010 〜『種まき→地ならし』〜 9.23(木・祝) 25(土) 26(日) 開催!

2010年09月

劇団カムカムミニキーナ主宰 松村 武と一般ピープルがタッグを組んで
平城遷都1300年目の奈良に放つ演劇イベント!
ナ・LIVE2010 〜『種まき→地ならし』〜
2010.9.23(木・祝) 25(土) 26(日)堂々開催!!

一般公募で集まった“素人”役者が4チームで争う、草芝居リーグ!
劇団カムカムミニキーナ主宰 松村 武 をプロデューサーにむかえ、たった数ヶ月で“役者”になった一般ピープルたち。1300年前のラブロマンスから幕末の奈良、現代の淡い恋や近未来ネオ平城京まで、4つの多彩な作品が魅了する!チャンピオンに輝くのはどのチームか!?
決めるのは観客のあなたです!!
本公演情報と団体紹介などはこちらで。

本日の更新

9/24
■皆さまへのメッセージ/ナ・LIVE実行委員から
http://livedoor.blogcms.jp/blog/kanakobox/article/edit?id=52027110

実行委員から皆さまへのメッセージ や
プロフィールを追加掲載しました。

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9/22
『■もいち堂とは』にて、
もいち堂オーナー
(株)明新社 代表取締役社長
乾 昌弘 氏 インタビュー
掲載致しました。
http://nalivenews.doorblog.jp/archives/52021787.html
旧印刷工場はいかにして今の「新しい奈良の文化を発信する」空間に進化したのか。貴重な「もいち堂」ストーリーと、乾氏の「奈良の活性化」への想いをお伺いしました。

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9/21

http://nalivenews.doorblog.jp/archives/52027110.html

実行委員から皆さまへのメッセージ やプロフィールを掲載しました。

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9/20
会場までのアクセスに、 近鉄奈良駅、JR奈良駅からの詳細を追加しました。
http://nalivenews.doorblog.jp/archives/52021818.html

■本公演情報

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ナ・LIVE2010 ~『種まき→地ならし』~
9.23(木・祝) 25(土) 26(日) 開催!

 一般公募で集まった“素人”役者が4チームで争う、草芝居リーグ!

劇団カムカムミニキーナ主宰 松村 武 をプロデューサーにむかえ、たった数ヶ月で“役者”になった一般ピープルたち。1300年前のラブロマンスから幕末の奈良、現代の淡い恋や近未来ネオ平城京まで、4つの多彩な作品が魅了する!チャンピオンに輝くのはどのチームか!?
決めるのは観客のあなたです!!

 

開催日 2010923日(木・祝) 25日(土) 26日(日)
会 場 もいち堂((株)明新社 旧印刷工場)

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料 金/時間
★23日/ カムカムミニキーナ奈良限定特別公演 ナ・LIVE2010『平城京』
【一般料金(整理番号付自由席):当日精算 2500円(税込)】
一般予約受付中〈劇団HP予約〉 http://www.3297.jp
開演(2回公演)12001700 ※開場は開演の30前となります。
※受付・当日券の発売開始は開演の1時間前、開演の30分前より整理番号順にご入場頂けます。
※未就学児童のご入場はご遠慮頂いております。

★2526日/ナ・LIVE2010『草芝居リーグ』 他
【無 料】
25開演1400
26開演1300
※開場は開演の30前となります。
※整理券配布は開演の1時間前、開演の30分前より整理番号順にご入場頂きます。
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★25
26日草芝居終了後、観客投票をおこないます。
★最終日には表彰式がございます。


★★★特別審査員★★★★

◎もいち堂オーナー
(株)明新社 代表取締役  昌弘 

◎カムカムミニキーナ
八嶋 智人 氏
八嶋 氏が9/25日に参加!
観客の皆と一緒に投票していただきます!

★★★★★★★★★


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【協 力】 絵図屋/カムカムミニキーナ
【主 催】 ナ・LIVE実行委員会

■上演作品紹介

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>メインイベント
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★ナ・LIVE2010『草芝居リーグ』対戦カード(仮題)
※写真はプレイベントより

1300年前あべ姫の恋 「女帝ABE」

奈良の都の女帝、その運命をナ・LIVE的に脚色。1300年を経て蘇ったラブロマンス、その行方は?
1300年-1821s

●幕末十津川郷士 「吉野のバラ」25日(土)16:00~/26日(日)14:00~

幕末の風は奈良の十津川にある集落をも巻き込む。それぞれのなすべき事の為にたもとを分つ2人の青年の物語。
ゴウシ-1887s

今の奈良日常の日々から 「四面阿修羅」25日(土)19:00~/26日(日)17:00~

奈良の土産物屋が舞台。初々しい想い、昨日と変わらぬ日々。偶然にからむ旅行者達。そこに今日はちょっとした不思議な出来事が一つ。
リアル-1944s

近未来の奈良音楽活劇 「 ~未来へ響け~ 」25日(土)18:00~/26日(日)16:00~

ネオ平城京。そこはかつての華々しい都ではなくなった。冒険に憧れる少年とゲリラが、音楽を取り上げられた都を救う音楽劇。
ネオ-1946s

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>招待団体
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平城京
カムカムミニキーナ
奈良限定公演 ナ・LIVE2010『平城京』


かつてピジョン(拙者カム姉妹改め)に松村が書き下ろした平安京が、
平城遷都1300年の記念すべき年に「平城京」として、奈良にて蘇る!!

【あらすじ】
1300年前の奈良。藤原氏の娘・梅香とその甥っ子・藤原四兄弟が飛鳥から都ごと引っ越してきた。というのも、梅香が鶴松帝に嫁いだその日に帝は暗殺され、梅香の兄・不比等による陰謀であると帝の弟・桜王に責め立てられた。不比等は身の潔白を証明するために自害。その瞬間から雨がやまず、都まるごと呑み込んでしましまったのだった。遷都を終え、梅香は一夜すら共にすること無かった夫の後を継ぎ、新しい都・平城京の帝となった。そんな梅香を祭り上げた藤原四兄弟の前に、不比等が幽霊の姿となって現れた。「外から押し寄せ、平城京を侵食するという平城京エイリアンの襲来から帝と都を守れ」と、警告を言い残して去ってゆく。そこへ現れた天狗の影・・・果たして、平城京エイリアンとは・・・平城京・帝のもとに、様々な事件が迫り来る!!

作・演出:松村
出演:松村 武 長谷部洋子 佐藤恭子 中島栄治郎 田端玲実
米田弥央 亀岡孝洋 元尾裕介
浅見紘至 生山ヒジキ 玉手みずき 安藤有希

★カムカムミニキーナ劇団員の奈良滞在中だけの
期間限定奈良ブログ~奈良めくり
http://naramekuri.jugem.jp/

その他 招待作品

その他の団体

25日-------------------------------
イベントのスタートはダンスで!
演劇は当日までのシークレット招待。

Dance〈ダンス〉

◎Ss
姉妹で踊ります!性格は真逆な2人ですが、踊ることが好きな気持ちは一緒です。息の合ったダンスをお楽しみください。
◎みみみ
奈良がすきダンスがすき

Theater〈演 劇〉
「草芝居リーグ」以外のお芝居もご覧いただけます。
こちらは当日までのシークレット招待。

26-------------------------------
各メディアも注目した、
地元ママたちの本格的芝居に注目。

Theater
〈演 劇〉

◎劇団 小町座

奈良発オリジナル劇を発信し続ける注目のアラフォー劇団
奈良在住の劇作家、小野小町が率いるキャスト、スタッフ共に奈良在住のママたちによる劇団。その本格的な舞台作りは、テレビ、新聞でも取り上げられ、世代を超えて鑑賞できると多くのエールが送られている。

●公式HP http://web1.kcn.jp/komachi-za/


■タイムスケジュール

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タイムスケジュール
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カムカムミニキーナ奈良限定公演

23日 ナ・LIVE2010『平城京』
開場11301630 開演12001700

++++++++++++++++++++

ナ・LIVE2010
草芝居リーグ』 他

25日 オープニング・招待団体
開場1330 開演1400

『草芝居リーグ』 
開演1600 (19:40終了予定)

★特別審査員に
八嶋智人氏 参加決定

 
26オープニング・招待団体
 開場1230 開演1300

『草芝居リーグ』 
開演1400 
(17:40終了予定)

2526日草芝居終了後、観客投票をおこないます。
★最終日には表彰式がございます。

NL-HP-タイムスケジュール
 

■会場アクセス

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>会場アクセス
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開催会場:「もいち堂」[(株)明新社 旧工場]
●近鉄奈良駅より徒歩5分、JR奈良駅より徒歩10分
「もちいどのセンター街」を入って絵図屋を越え右手の旧スポーツ用品店横の路地を入って2軒目です。説明文の続きあり、下へ。

nalive-map
 


続きを読む

■ ナ・LIVEとは

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経 緯
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20092月末、奈良県立図書情報館にて、奈良の一般市民による演劇作品が、劇団カムカムミニキーナ主宰 松村武による指導のもとに上演。(注1)今回の“草魂”コンセプト発祥の母体となったイベントである。このときのスタッフや参加者の中から、「もう一度、今度は自分たちの手でこのようなイベントを始めたい。」という声があがり、ナ・LIVE実行委員会を発足。プロデューサーに松村氏を迎え、再び一般参加型の演劇に挑戦するこことなった。

 (注1<劇的☆めくるめく図書館>

20092月末日に奈良県立図書情報館にて行われたイベント。広大な空間である図書情報館を5つのセクションに分け、観客が移動しながら5つの芝居を様々な順路で目撃していくという形で、政治史ではない、奈良の一般市民の1300年の歴史を体感するという演劇作品が上演された。参加者の大半は演劇経験のない素人で、前年秋に一般公募により募集された6才から70代後半までに至る約五十人の老若男女が、劇団カムカムミニキーナ演出松村武による指導の下、約四ヶ月をかけてオリジナル作品を創作、上演。動員数100%を達成し、好評を博した。

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どんなイベント?
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ひと言で言えば…

主に「演劇というツール」で

奈良にワクワクする新しい『奈良カルチャー』を

「ごく普通」の私たちで立ち上げよう!

というイベントです。

 

『奈良を聞いた事が無いアイデアで、躍動感溢れる街にしたい!』

『演劇は特別な人たちだけのものではない事を伝えたい!』

 

様々な人の想いが重なって、

その想いはプロの演劇人を動かすまでになりました。

 

イベントの主役はこれに興味を持ってくれた参加者です。

主婦・学生・会社員、4才からいわゆる年配という方まで

まさに老若男女、さらにほとんどが演劇未経験!

上手、下手に右往左往の人たちが、

プロや地元有志の演劇経験者などのフォローを受けつつ、

自分たちでストーリーをつくりあげています。

 

ナ・LIVEのキーワードのひとつ『ハンドメイド』。

ナ・LIVEは舞台すら参加者によるハンドメイドです。

壁を黒く塗装し、床を貼る。

参加者は自分たちの手で普通の空間だった、

もちいどのセンター街の一角、旧印刷工場を舞台に作り上げ、

最後にはそのハンドメイドの舞台に立つという、

他にはできないことを経験することになります。

 

想像もできなかったことが着々と進み、

いよいよ20109月、

ここから始まり、やがては数年後を見据えた

新しい奈良カルチャーを発信する恒例イベントを目指し、

はじめの一歩をいよいよ踏み出します。

さあ、来るべき『身近な奈良ルネッサンス』を目撃しよう!!

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>コンセプトは「草魂」!!
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参加者だけでなく、このイベントに賛同してくれた人たち全て、

『草魂』というスピリッツをもっている人たちと考えています。

 

演劇はプロの人たちだけのもの?

アマとプロの境目って?

例えば野球。私達は様々な形で野球に接します。

少年野球、高校野球、アマチュア野球、プロ野球。そして、草野球。

これを芝居にあてはめたら?

経験ないけど、休日しかできないけど、やってみたい!

そういう人が集うから、草野球ならぬ「草芝居」。

 

そういったイメージから、この気持ちを持った人、

そんな人たちを応援したい人、

その人たちのスピリッツを『草魂』と呼んでいます。

 

まさにそれは雑草力です。

でも、その表現、アイデアはプロを凌ぐ事もあるかも?

武器はその人の人生経験値パワー!そして表現欲!

 

演劇はやりたいと思えば誰でもできる!

それを『草魂』という言葉に込めて、コンセプトとしています。

■もいち堂とは

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>
経 緯
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1874
年、奈良市橋本町(現在のもちいどのセンター街)において奈良明新社(後に(株)明新社)が創業、印刷業を始めた場所である。業務拡大にともない、営業本部・工場を同市内に新築移転。

その後もちいどのセンター街に残った旧印刷工場は数年を経て、オーナー乾 昌弘 氏の「奈良への社会貢献に繋がる、新しい文化を発信する場所として活用したい」という長年の想いを実現する機会の場となった。20109月に行われる本イベントの一般市民などによる文化活動に協力。「もいち堂」と名を改めた旧印刷工場は新たな奈良の文化発信の第一歩を踏み出す。

 

【会場名の由来】

会場がある、もちいどのセンター街との語呂合わせと、
「もう一度来て」→『もいち堂』という、
皆さまに親しんでもらいたいという気持ちを込めたネーミング。

本イベントの参加者達から募り、乾氏が決定。もう一度夢を見たい人々が集い、『新しい文化』を発信する場所にふさわしいとして選ばれた。


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>もいち堂オーナー
(株)明新社 代表取締役社長
乾 昌弘 氏 インタビュー
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ナ・LIVEには無くてはならない、会場「もいち堂」、そのオーナー乾昌弘氏。旧印刷工場はいかにして今の「新しい奈良の文化を発信する」空間に進化したのか。貴重な「もいち堂」ストーリーと、乾氏の「奈良の活性化」への想いをお伺いした。

 

●はじめの一歩は…

 

ナ•LIVE実行委員(以下ナ):なぜ旧明新社工場を私たちが使わせて頂けるようになったのでしょう?

乾昌弘オーナー(以下乾):元々あそこはうちの会社(株式会社明新社)の印刷工場で、立て替えて鉄筋コンクリートの工場になっているんだけど、平成元年に南京終の方に工場も本社も移したので、その工場は全く使わなくなったんですね。印刷会社ですから在庫で預かっている商品とかの保管のための倉庫とし、半分は不要品などを山ほど積んでたりと、そんなことになってて、そこから平成元年から今日まで約22年間そのままの状態だったと。

ナ:その倉庫代わりに使われていた場所で、いま我々が芝居で使わせて頂いていると。いきなりそうなった訳ではないですよね?

乾:そのまま倉庫として使ってゆくのはもったいないので、何か有効活用出来ないかなとは前から思っていて、色々思案していたのだけど、ある時に某ホテルの方が「ここにビジネスホテルを建てさせてもらえもらえないか」とか、あるいは某不動産会社の方が「ウィークリーマンションを建てさせてもらえないか」とかそんな話しがあってね。貸すのか売るのか、そうなればいずれにせよ楽ですね。そう思ったんだけど、でも何か違うよなと。そんなことで折角立地もよく、─だからそうゆうお話しも頂くわけだけど─せっかくこういう工場も建てて残しているのだから、何か別の形で使いたいなと思っていて。
で、芝居がちょうどブーム。奈良県内で3箇所芝居小屋があってね。高田と榛原と御所かな?

ナ:大衆演劇ですね。

乾:そう、いわゆる大衆演劇。それが奈良市内にないので、「奈良市内に芝居小屋つくったら、面白いのではないか」と思って。実はその方向でだいぶ進めました。新世界の通天閣辺りの芝居小屋や、その他の小屋、もちろん奈良県内のも見にいって、どんな状況でやっているのかなとか。劇団の興行主さんもおられるので、その方を紹介してもらって何回も会いに行って。

ナ:(奈良の芝居小屋は)出来た頃からなかなか席が取れないという話しを聞きますが。

乾:そうですね。もちろん一座にもよりますが、全然席が取れないこともあるし。僕も知らなかったんだけど、2週間とか1ヶ月とか、朝昼二回ずつやる公演のなかで、大きなストーリーは変えないけど絶対同じ演出はしない。何回見に行ってもいつも違う、だからリピーターが沢山いて…。時事ネタみたいなのをどんどん入れるわけです。それは面白いなと思って、だいぶ本格的にその方向へ進んでたんですがね、でもどうしても乗り越えられない障害があって断念しました。

 

●模索から出会い

 

ナ:で、我々が?

乾:いえ、まだ間があって、その次は劇場にしようと思ったんですよ。いわゆる普通のライブも落語も映画もできるみたいな。そのときに映画館を廃業された方がおられて、映画館の椅子を100席以上譲り受けました。ステージつくって映画館の椅子並べて、そうゆう劇場にしようと。これもだいぶ進めたんですよ。ちょうどその頃に、国の中心市街地活性化という事業があって、もちいどのセンター街もそこの中に入っていて、僕がこうゆうことをしようとしているのをどこかで聞いて、「一緒にこの活性化事業の中に入ってやってみては」と声をかけられ入れてもらったんです。それは国が中心市街地を活性化するために、いわゆる事業補助をしてくれるという制度なので、やはり補助して頂けたらありがたい、その申請をして劇場にしようと。これもだいぶ進めたんですよ。でも国の方もいいかげんなお金は当然出せないので、ものすごい事業計画書と事業予算書を何回も何回もやりなおして出したんです。2年間くらいやりとりしたかな。いよいよ計画も予算も煮詰まってきて、たぶん大丈夫ですというところまできたんです。そしたら僕らの方で、当初テナントで入ってもらうというつもりでいた相手が二年の間にリーマンショックとか色々あって、どこも入ってくれるところが無くなってしまって。そうすると補助を頂いてもテナントが入らないと言うことになったら、計画通り進まないとなるので、まだ活性化事業には入れて頂いてますが、申請は見送ったんです。一旦ゼロベースから考え直そうと思いました。

その時の構想は今の工場の一階が劇場で、二階が飲食店のテナントで、じつはもちいどの側の木造住宅は二階は僕ら家族が住んでいるんですよね。そこもテナントで貸しちゃって、一階の事務所になっていたところは直営の店舗にしようと。当時は実はそこで駄菓子屋をやろうと。あちこちにある駄菓子を集めるだけじゃなくて、「奈良駄菓子」というのをオリジナルでつくって…ゴロがいいでしょ?奈良駄菓子って。(笑)駄菓子屋さんの卸屋さんやメーカーさんとも話しをして、これもだいぶ進めたんですよ。でも今言ったみたいなテナントが入らないようになったんで諦めた。だけどたまたまその後で、せんとくんやマント君を一階の事務所シャッターに描いたら、それが噂に噂を呼んだんで、「奈良駄菓子」がせんとくん等のグッズを扱う「奈良クターショップ 絵図屋」になったと。方向は変わったけど、そこだけは生き残って、あとは全部見送っていました。
そのちょうど手前の時期にカムカムミニキーナの松村さんを紹介して頂いて、場所を見てもらったら、「いやあ、この場所は面白いよ」と言って下さって、「ほんまかいな?この場所がどう面白いんかいな?」と思ってたんだけど、いたく気に入って頂いて。僕が「ここにステージ作って、映画館の椅子並べて…」と言ったら、「いや、それはしないで欲しい。フロアのまま、このまま残しておいて欲しい。演劇する側がこのスペースを自由に使えるようにしてもらいたい。椅子とかステージとか固定することはやめて欲しい。」と。なるほど、そうゆうものなのかなと思って、そのままにして。で、映画館の椅子は今でも埃を被ったまま。誰か買ってくれないだろうか、どなたか買って頂けませんか?(笑)と、言う状況で終わってたんです。

 

●「もいち堂」誕生

 

ナ:で、出てきました、我々が。

乾:そう、やっと出てきた。(笑)で、いったん僕は諦めようと思ったんだけど、今のナ・LIVE実行委員会の人たちが「いや、ここはやっぱり面白い。使わせて欲しい」と言ってくれて。「でもこんな22年間不要品やまずみやし、倉庫みたいなこんな所大変や。」といったら、「全部掃除します。」といって頂いてね。もう、本当にすごい人海戦術やね。きれいにして頂いて。さらに「黒いペンキ塗らせて頂いていいですか?」と言われて、最初どうなんねんやろと思ってましたが、もしあかんかってもまたいずれ改装するときに全部やりなおしたらいいやと思って「いいよ。」と。で、塗ってみたらなんか感じがいいんやね。ものすごい良い雰囲気になって、「じゃあ、いっそのこと全部塗っちゃいましょう」と。ナ・LIVE参加者に掃除やペンキを塗ってもらって、ものすごい面白い空間に見えてきたんで、僕もエアコンつけたり、そのついでに業者さんに大っきいカウンター頼んだり、「ここまできたなら僕も遊ぼう!」と思って、カウンターにバーの椅子みたいなのを置いて、ワインクーラーや冷凍庫をおいたりして。なんかだんだんそういう手作り感でやってもらってることが、結果、いま面白い空間になってきて。

ナ:「もいち堂」は色んな使い方がありそうな、可能性を秘めている感じがしますね。今後いまの「もいち堂」がどんな場所になったら良いと思われますか?

乾:もともとホテルなどの話があったときに、「なんか違うな」と思ったのは、やっぱりこの場所から何か発信してゆきたいなと。僕もまがりなりにも地域活性化の色んな事をさせてもらってきたんで、せっかく自分でこうゆう場所をもってるんだから、集大成というと大げさかもしれないけど、新しい文化をどんどん発信してゆける、そんなスペースになったらなと思っているんだけど。

ナ:ナ・LIVEも「草芝居」という新しいことをさせてもらっているのですが、どこまで広がるかは別として、いま70名近く参加してもらってます。「面白い、楽しい。」と言ってくださってて、本当に少しづつですが、参加する方が増えていってるんで、私たちも何かそこで少しでも発信できたら。

乾:そうですね。そうやってやって頂いているおかげで、徐々に「あの場所が面白いで。」「もいち堂に行ったら面白いことやってるで。」みたいなことがね、ずっと広がっていけば、一番ありがたいと思いますね。

【ならどっとFM「ナ・LIVEちょっと前へ」より】

■メディア紹介

100226毎日0628朝日091210日々100618日々100410奈良100628奈良091210yomiっこ10年7月号





■皆さまへのメッセージ/ナ・LIVE実行委員から


★Vo.1
ナ・LIVE2010実行委員会  委員長 岩名しゅん


一度訪れた人は皆口を揃えて「なんか面白い場所やな」といいます。そう、すごい可能性を秘めた場所「もいち堂」。そして始めて行われるイベント「ナ・LIVE2010」。一緒に可能性を模索しつつ楽しみにきませんか!?

■いわな しゅん
奈良の演劇をもっと活性化させようと立ち上げられた、演劇ユニット『石舞台』に参加。現在は社会人劇団『チャンサー』の座長をつとめる。 

 


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★Vo.2
ナ・LIVE2010実行委員会  制作長 向井徹

舞台作りの最初として、掃除から始めて10ヶ月。公演ができる状態まで持ってくる事が出来ました。芝居がしたい!と言う情熱のみがいろんな困難を乗り越え、上演を迎えようとしています。是非とも御来場くださいますようにお願いいたします。

■むかい とうる
奈良での多くの演劇イベントに制作として参加。ナ・LIVEの発祥イベントである『めくるめく図書館』においても制作に携わる。 

 


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★Vo.3
ナ・LIVE2010実行委員会  制作 美甘有子

本当に様々な、奇跡に人に出会って出来上がってきたナ・LIVE。

完成という形はないけれど、このナ・LIVE2010をきっかけに奈良で何かほんの少し変わればいいなと思います。

人と場所と気持ちが繋がった奇跡を『もいち堂』で体感してください。

それはすでに、観るという形で奇跡の一部となっているのです。

長い奈良の歴史の新たな3日間。

いよいよ、来月9月23日、25~26日に開催です。

 

多大なるご支援、ご協力を頂いておりますサポーターの皆様、オーナーの乾様、カムカムミニキーナの皆様お名前を挙げればきりがございません。本当に嬉しく有り難い事です。

全員が9月27日を笑顔で迎えられますように。

 

10年後いや、30年後にご関係の皆様方とナ・LIVEの話しをしつつ美味しくお酒を飲めればなお良し。 

■みかも ありこ
奈良2010年塾スタッフ。「文化制作ボランティア」として平城遷都1300年祭を機に行われた様々なイベントに携わる。カムカムミニキーナの奈良のサポートチーム「チームカムカム」では、リーダーも務める。


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★Vo.4
ナ・LIVE2010実行委員  広報 鈴木加奈子


多大なるご支援を頂いておりますサポーターの皆様、
『もいち堂』オーナーの乾様、
カムカムミニキーナ 主宰 松村様
同劇団員の皆様、
当日のスタッフの皆様・・・

ここでお名前をあげきれないほど、
多くの皆様方に助けられ、
本公演を迎える事ができました。
ありがとうございます。

この参加型イベントが
世間の皆様にどんなインパクトを与えられるか・・・・
行政等の補助もうけず、
まだなにも解らないまま、手探りしながらの約1年、

まだまだプロのイベンターの様にはまいりませんが、
おかげさまで、まずはトレースをつける事ができました。

『素人の実行委員会』も各々、
なにかを学ばせて頂いたと、信じています。

本公演では『役者』たちが
それぞれうちに秘めた想いとともに、
観客のみなさまへきっと笑みや、心躍るなにかを、
届けると信じています。

そしてナ・LIVE2011〜「地ならし→●●●」〜が、
実現の運びとなるよう、
さらなる飛躍を目指すことを、
観客の方々だけでなく、
様々な形でお力を貸してくださった方達への、
感謝の形とさせて頂きます。

■すずき かなこ
地元タウン情報誌のメディア事業部に在籍。ナ・LIVEの発祥イベントである『めくるめく図書館』ではキャストで参加。


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★Vo.5
ナ・LIVE2010実行委員  中川直子

おもしろいことをしたい。
目立ちたい。
騒ぎたい。
思いっきり声を出したい。
楽しみたい。
打ち込める何かをしたい。
昔に戻りたい。
違う誰かになりたい。
変わりたい。
自分を取り戻したい。
自分の中の新しい扉が開くかも。
…そんな人たちの姿を見ていたい。

■なかがわ なおこ
ならどっとFMのDJ。奈良きっての観光スポット、情緒溢れる奈良町の町家にスタジオがある。ナ・LIVEもこのFM放送内にて、何度も取り上げていただいた。
 

■ロゴ、生みの親

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>ロゴ、生みの親
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naliveロゴ_1743s


劇団カムカムミニキーナの看板俳優
各メディアでも活躍する八嶋 智人 氏 が
会場である「もいち堂」にて制作。

当日の詳細は公式ブログに掲載。
http://blog.livedoor.jp/nalive/ 

 

■2010/6/27プレイベントのアンケートより

9月本公演を前に2010/6/27に行われたプレイベント
(本公演前のダイジェスト版上演)のアンケートより
(※注:かつあいしております)


●全て面白かったです!東京から来た甲斐がありました
。本公演もぜひ観に来ます!!(東京都)

9月の公演、観に来ます!(東京都)
●全て良かったです。
自分自身のやる気も湧いてきました。今後も応援していきます。(斑鳩町)
●まさか(舞台が)一から手作りしたものだとは思いませんでした。“草芝居”でこんな立派な芝居小屋が出来るのかとおどろきました。(斑鳩町)
●記念すべきこの場に居合わせる事が出来光栄です。(奈良市)
独特の雰囲気があって素敵な空間でした。(斑鳩町)
●一体感があって楽しかった。(平群町)
●奈良らしい芝居小屋ですね。奈良を代表する小屋になってください!(奈良市)
●舞台がおもしろくて
感動した。(奈良市)
●劇の前に
「素人です!」と強調されていましたが、想像よりずっとおもしろかったです。(奈良市)
みんなの手で作り上げたのはすごく素晴しいと思いました。思っていた以上に声が出てて良かったです。もっと学芸会みたいなものと思っていたので。(天理市)
思っていた以上の完成度にビックリです。(会場が)手作りとは思えないです。
●自分も
やってみたい気持ちになりました。楽しませて頂きました。(河合町)
●楽しかったです。
今度は家族で参加したいです。(大阪府) 

皆さまご来場ありがとうございました。
9月の本公演にも是非お越し下さいませ。 
パワーアップしてお待ちしております! 

 

■応援する!

ナ・LIVEサポーター 募集スタート!

2010年9月に開催する演劇イベント「ナ・LIVE2010~『種まき→地ならし』~」のサポーターとして、
「ナ・LIVE奉納金」(仮称・協賛金)をご提供いただける方を募集しています。


未経験だけど演劇をやってみたい!そんな人々が舞台作りから上演作品まで作り上げるプロジェクト。
今年9月の本番に向けて、約70名もの人が参加しています。(3月末現在)

私たちは、この機会に奈良の人々が生み出すエネルギーがさらに大きな輪を広げ、
演劇を通じて地域社会の輪へも広がっていく一つのきっかけになるのではないか!?と考えています。
『演劇』というツールで奈良の新しい文化を共に立ち上げましょう!
この企画に賛同いただきサポーターとして「ナ・LIVE2010」へ参加しませんか!?

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ナ・LIVEは基礎団体を持たない集団です。
毎年のサポーターによる『奉納金』(協賛金)でのみ運営を行います。
集まった奉納金の額でその年のナ・LIVEの規模が決まっていくというイベントです。
出演するだけが参加ではなく、場所を提供していただく、奉納金を納めていただく、観て楽しんでいただく、
様々な形での参加で成り立つイベントです。
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お申し込みいただくと、もれなく『奉納鹿』と命名した鹿グッズを進呈!
奉納金額:1口あたり3,000円~(口数に上限はありません)



■特典内容

※特典は口数によって異なります。

※1名様のお申し込みにつき、口数に関係なく奉納鹿1体となります。

1~9口 「ちりめん鹿」(7色からお選びください)

10~99口 「ビニール鹿」(3色からお選びください)

100口以上のお申し込みには「金のビニール鹿」






★「金のビニール鹿」は、実行委員会が心を込めて着色します。




この機会でしか手に入れられません!

さらに「鹿さんよだれかけ」に自らお名前をご記入いただきます。
神社の灯籠などのように『奉納鹿』は会場入り口に陳列します。
イベント終了後に感謝の挨拶とともに全てのサポーター様に『奉納鹿』をお渡しします。
※お申し込み時に希望される方にはそのまま受け取っていただくことも可能です。
※お申し込みの際に領収書を発行させていただきます。



・ 締切

期限はありません。


・ お申し込み方法

所定の用紙(※1)にご記入いただき、FAXでお送りいただくか、HPからのお申し込みとなります。
(※1)申込用紙は公式HP http://nalive.jp/ にてPDFをダウンロード
◎FAXからは・・・0742-24-7771
◎HPからは・・・「申込・問い合わせ」からE-mailにて以下内容を記載してお申し込みくださいませ。



■お申し込み必須事項

○お名前/フリガナ必須

○法人様のお申し込みの場合→ご法人名とご担当者様名/いずれもフリガナ必須

○ ご住所、TEL、Eメール(お持ちの場合必須。無い場合も「無し」の記載願います)、FAX

○ご提供いただける奉納金額
一口/3,000円×(   )口 計(       )円




◎奉納金は以下の口座までお振り込みをお願いいたします。

振り込み先  ゆうちょ銀行

記号/14500  番号/20818471

名前/ナ・ライブジッコウイインカイ


※いずれも恐縮ですが、お申し込みから14日以内にご入金をお願いいたします。
※お申し込みの際に領収書を発行させていただきます。
※いただいた個人情報は当イベントの活動に関してのみ使用し、適切な管理を行います。

■公式ブログ

http://blog.livedoor.jp/nalive/

SWS(サテライトワークショップ) やWS(ワークショップ)、カムカムミニキーナとのコミュニケーションの様子など、リアルタイム ナ・LIVEがご覧いただけます。
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